五十肩は整体で治る?治るまでの期間と効果を高める方法

「五十肩って整体で良くなるの?」「一体、いつまでこの痛みと付き合わなきゃいけないの?」そんな不安を抱えていませんか? 五十肩は、肩関節周囲炎の俗称で、中高年に多く発症するつらい症状です。放置すると日常生活にも支障をきたすため、適切なケアが重要になります。この記事では、五十肩の症状や原因、一般的な治療期間に加え、整体による五十肩へのアプローチ方法や効果、その期間について詳しく解説します。整体で五十肩が良くなるケース、悪化するケースも踏まえ、具体的な施術の流れや自宅でできるケア、再発予防の方法まで網羅的にご紹介します。この記事を読めば、五十肩に対する理解が深まり、整体での治療がご自身に合うかどうかの判断材料を得られるでしょう。五十肩の痛みや不安から解放され、快適な日常生活を取り戻すための一助となれば幸いです。

1. 五十肩とはどんな症状?

五十肩は、中高年に多く発症する肩関節の痛みや運動制限を伴う疾患です。正式名称は肩関節周囲炎といい、その名の通り肩関節周辺の組織に炎症が起こることが主な原因と考えられています。加齢とともに肩関節の柔軟性が低下し、炎症が起こりやすくなることが背景にあります。日常生活に支障をきたすこともあり、適切な理解と対処が必要です。

1.1 五十肩の定義と原因

五十肩は、肩関節周囲の組織に炎症が起こり、痛みや運動制限を引き起こす状態です。明確な原因は特定されていませんが、加齢による肩関節の老化現象や、肩関節の使い過ぎ、血行不良、姿勢の悪さなどが関係していると考えられています。肩関節の動きが悪くなることで、日常生活動作にも影響が出ることがあります。

主な原因として考えられるのは以下の通りです。

  • 加齢による肩関節の老化
  • 肩関節の使い過ぎ
  • 血行不良
  • 姿勢の悪さ
  • 外傷
  • 糖尿病などの基礎疾患

これらの要因が単独、あるいは複合的に作用して五十肩を発症すると考えられています。

1.2 五十肩の主な症状

五十肩の症状は、痛み、運動制限、関節の硬さなど、多岐にわたります。特に、夜間痛や安静時痛は五十肩の特徴的な症状で、睡眠不足につながることもあります。 また、髪を洗う、服を着る、高いところに手を伸ばすといった日常生活動作が困難になることもあります。

症状詳細
痛み肩関節周囲の痛み。動作時痛、夜間痛、安静時痛などがあります。
運動制限腕を上げたり、回したりする動作が制限されます。結帯動作(後ろで帯を結ぶ動作)や、衣服の着脱が困難になることもあります。
関節の硬さ肩関節の動きが硬くなり、スムーズに動かせなくなります。
腫れ肩関節周囲が腫れることがあります。
熱感肩関節周囲に熱感を感じる場合があります。

1.3 五十肩になりやすい人の特徴

五十肩は、40代から50代に多く発症することから「五十肩」と呼ばれていますが、30代や60代以降に発症することもあります。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けたり、運動不足だったりする人は、肩関節周囲の筋肉が硬くなりやすく、五十肩になりやすい傾向があります。 また、糖尿病などの基礎疾患がある人も注意が必要です。

五十肩になりやすい人の特徴をまとめると以下のようになります。

  • 40代~50代
  • デスクワークなど、長時間同じ姿勢を続ける人
  • 運動不足の人
  • 猫背などの姿勢が悪い人
  • 糖尿病などの基礎疾患がある人
  • 女性

これらの特徴に当てはまる人は、日頃から肩関節周囲のストレッチや適度な運動を心がけ、五十肩の予防に努めることが大切です。

2. 五十肩の一般的な治療期間

五十肩の痛みや動きの制限は、自然に治癒していく経過をたどりますが、その期間は人によって大きく異なります。症状の進行度合いによって、急性期、慢性期、回復期の3つの段階に分けられます。それぞれの期間の目安と特徴を理解することで、適切な対処法を見つけやすくなります。

2.1 急性期・慢性期・回復期それぞれの期間

五十肩の経過は、一般的に以下の3つの時期に分けられます。ただし、これらの期間はあくまで目安であり、個人差があることを理解しておくことが重要です。

時期期間主な症状
急性期2週間~6ヶ月安静時痛、夜間痛、運動時痛が強く、肩を動かすと激痛が走る。炎症が強く出ている時期。
慢性期4ヶ月~6ヶ月強い痛みは軽減されるものの、肩関節の動きが制限され、日常生活に支障が出る。肩の可動域制限が顕著になる時期。いわゆる「凍結肩」の状態。
回復期6ヶ月~2年徐々に痛みや可動域制限が改善していく時期。日常生活動作のほとんどが問題なく行えるようになる。

2.2 痛みのピークや期間の個人差

五十肩の痛みのピークや期間には個人差があります。発症から数週間で痛みがピークを迎える人もいれば、数ヶ月かけて徐々に痛みが強くなる人もいます。また、回復にかかる期間も人それぞれで、半年から2年程度かかる場合が多いですが、中には3年以上かかるケースも稀にあります。年齢、体質、生活習慣、仕事内容など、様々な要因が影響するため、一概に「○ヶ月で治る」とは言えません。そのため、焦らずじっくりと治療に取り組むことが大切です。

痛みの程度も個人差があり、激痛で眠れないほど辛い人もいれば、鈍痛で日常生活に支障がない程度の人もいます。痛みのピークや期間は、整体師との相談を通して把握し、適切な施術プランを立てることが重要です。

五十肩は自然治癒する疾患ではありますが、適切なケアをせずに放置すると、痛みが長引いたり、可動域制限が後遺症として残ってしまう可能性があります。少しでも早く痛みを軽減し、日常生活を取り戻すためには、早期に整体師に相談し、適切な施術を受けることが重要です。

3. 整体で五十肩は治るのか?

五十肩の痛みや可動域制限に悩んでいる方にとって、「整体で本当に治るのか?」という疑問は当然のことでしょう。結論から言うと、整体だけで五十肩を完全に「治す」と断言することは難しいです。しかし、痛みの緩和や可動域の改善、日常生活動作の向上など、症状の改善に大きく貢献するケースは多く見られます。

3.1 整体における五十肩へのアプローチ方法

整体では、五十肩の原因となる肩関節周囲の筋肉や関節の硬さ、炎症、血行不良などを改善するために、様々なアプローチを行います。代表的な方法には以下のものがあります。

  • マッサージ:肩や首、背中の筋肉をほぐし、血行を促進することで、筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減します。
  • ストレッチ:肩関節の可動域を広げるためのストレッチを行い、関節の柔軟性を高めます。
  • 関節モビライゼーション:肩関節の動きを滑らかにするために、施術者が手技を用いて関節を動かすことで、関節の可動性を改善します。
  • 姿勢矯正:不良姿勢が五十肩の原因となっている場合、姿勢を矯正することで肩への負担を軽減し、症状の改善を促します。
  • テーピング:肩関節をサポートするテーピングを行うことで、痛みを軽減し、関節の安定性を高めます。

3.2 整体が効果的な五十肩のタイプ

五十肩は症状や原因によって様々なタイプに分けられます。整体が特に効果を発揮しやすいのは、筋肉の緊張や硬さが原因となっている場合や、関節の可動域制限が主な症状である場合です。これらのケースでは、整体施術によって筋肉の緊張を緩和し、関節の可動域を広げることで、症状の改善が期待できます。

五十肩のタイプ整体の効果
筋肉の緊張・硬さマッサージやストレッチで筋肉を緩め、血行を促進することで痛みの軽減、可動域の改善が見込める
関節の可動域制限関節モビライゼーションやストレッチで関節の柔軟性を高め、可動域を広げる
炎症が強い場合炎症が強い急性期では、強い刺激は逆効果になる場合も。炎症を抑える施術や安静を優先し、痛みが落ち着いてから整体施術を行う

3.3 整体で五十肩を改善するケース

整体によって五十肩が改善されるケースは数多くあります。例えば、肩の痛みで腕が上がらなかった方が、整体施術を受けることで痛みが軽減し、腕をスムーズに動かせるようになったり、日常生活での動作がしやすくなったという例は少なくありません。整体は、肩関節周囲の筋肉や関節の状態を改善することで、五十肩の症状を根本から改善へと導く可能性を持っていると言えるでしょう。

3.4 整体で五十肩が悪化するケース

一方で、整体施術によって五十肩が悪化してしまうケースも存在します。これは、炎症が強い時期に強い刺激を与えてしまうことや、適切な施術を受けられなかったことなどが原因として考えられます。五十肩の症状や状態をしっかりと見極め、適切な施術を行える整体院を選ぶことが重要です。自己判断で無理に動かしたり、痛みを我慢して施術を受け続けることは避けましょう。症状が悪化する場合は、すぐに施術を中断し、医師に相談することが大切です。

4. 五十肩の治るまでの期間 整体での治療期間の目安

五十肩の痛みや不自由さに悩まされている方にとって、一番気になるのは「いつになったら治るのか」ということでしょう。残念ながら、五十肩の治療期間は人によって大きく異なり、明確な期間を断言することはできません。しかし、整体での治療期間の目安や、痛みの軽減に整体がどのように貢献するのかを知ることで、不安を軽減し、治療へのモチベーションを維持することに繋がります。

4.1 五十肩の痛みの軽減に整体が貢献する理由

整体では、五十肩の痛みの原因となっている肩関節周囲の筋肉の緊張や炎症、関節の動きの制限などにアプローチします。マッサージやストレッチ、関節モビライゼーションなどの手技を用いることで、血行を促進し、筋肉の柔軟性を高め、関節の動きをスムーズにする効果が期待できます。これらの施術は、痛みを和らげ、肩の動きを改善するだけでなく、自己治癒力を高めることにも繋がります。

4.2 整体での治療頻度

五十肩の整体での治療頻度は、症状の程度や回復の進み具合によって異なります。一般的には、痛みが強い急性期は週に2~3回、痛みが落ち着いてきたら週に1回程度のペースで通院することが多いようです。もちろん、個々の状態に合わせて治療頻度を調整していくことが大切です。また、日常生活での注意点や自宅で行えるストレッチなどのセルフケアについてもアドバイスを受けることで、治療効果を高め、再発を予防することができます。

4.2.1 急性期

急性期は、発症から約2週間とされています。この時期は、炎症が強く、痛みが激しいのが特徴です。夜間痛や安静時痛なども出現しやすく、日常生活にも支障をきたすことが多いでしょう。整体では、この時期に無理に動かすと症状が悪化してしまう可能性があるため、炎症を抑えることを最優先とした施術を行います。アイシングやテーピングなどを用いて、痛みを軽減することに重点を置きます。無理に動かさないことが大切です。

4.2.2 慢性期

慢性期は、発症から約3ヶ月~6ヶ月とされています。この時期は、炎症は落ち着いてきますが、肩関節の動きが制限され、可動域が狭くなっている状態です。整体では、肩甲骨や肩関節周囲の筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチやマッサージ、関節の動きをスムーズにするためのモビライゼーションなどを行います。痛みが軽減してきたら、徐々に可動域を広げる運動を取り入れていきます。無理のない範囲で動かすことが重要です。

4.2.3 回復期

回復期は、発症から約6ヶ月~1年とされています。この時期は、痛みがほとんどなくなり、可動域も回復してきます。整体では、再発予防のためのストレッチや筋力トレーニングなどを行います。日常生活での注意点やセルフケアについても指導を受け、健康な状態を維持していくことが大切です。

時期期間症状整体でのアプローチ
急性期約2週間炎症が強く、痛みが激しいアイシング、テーピングなど
慢性期約3ヶ月~6ヶ月炎症は落ち着くが、可動域が狭いストレッチ、マッサージ、モビライゼーションなど
回復期約6ヶ月~1年痛みはほとんどなくなり、可動域も回復再発予防のためのストレッチ、筋力トレーニングなど

五十肩の治療期間は個人差が大きく、上記はあくまでも目安です。焦らずに、自分のペースで治療を続けることが大切です。整体師と相談しながら、最適な治療プランを立てていきましょう。

5. 五十肩の整体施術で期待できる効果

整体施術によって、五十肩の症状改善にどのような効果が期待できるのか、詳しく見ていきましょう。

5.1 痛みの緩和

五十肩の痛みの原因は、肩関節周囲の炎症や筋肉の緊張、関節包の癒着などが考えられます。整体では、これらの原因にアプローチすることで痛みの緩和を目指します。マッサージやストレッチによって筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、炎症物質の排出を促し、痛みを軽減します。

5.2 可動域の改善

五十肩になると、腕を上げたり、後ろに回したりといった動作が困難になります。これは、肩関節の動きが悪くなっていることが原因です。整体では、関節モビライゼーションなどのテクニックを用いて、肩関節の動きを滑らかにし、可動域の改善を図ります。肩甲骨の動きを改善することも、腕全体の可動域を広げる上で重要です。

5.2.1 関節モビライゼーション

関節モビライゼーションとは、関節を滑らかに動かすための手技です。五十肩で硬くなった肩関節に、ゆっくりとしたリズムで、心地よい範囲で動かすことで、関節の柔軟性を取り戻し、可動域を広げます。痛みを伴うような無理な動きは行いません。

5.2.2 ストレッチ

五十肩で硬くなった筋肉を柔らかくし、関節の可動域を広げるためには、ストレッチも効果的です。肩甲骨を動かすストレッチや、腕を上げるストレッチなど、様々なストレッチがあります。整体師の指導のもと、正しい方法で行うことが大切です。

5.3 日常生活動作の改善

五十肩になると、服を着替えたり、髪を洗ったり、高い所の物を取ったりといった日常生活動作が困難になります。整体施術によって痛みが軽減し、可動域が改善されると、これらの日常生活動作もスムーズに行えるようになります。例えば、結髪動作や、エプロンの紐を結ぶ動作、洗濯物を干す動作など、以前は困難だった動作が楽になることで、生活の質の向上に繋がります。

期待できる効果具体的な内容
痛みの緩和炎症の抑制、筋肉の緩和による痛みの軽減
可動域の改善関節モビライゼーション、ストレッチなどによる肩関節の柔軟性向上、肩甲骨の可動性向上
日常生活動作の改善着替え、洗髪、高い所の物の出し入れなどが楽になる
姿勢の改善猫背気味になりがちな姿勢を改善し、肩への負担を軽減
睡眠の質の向上夜間の痛み軽減により、睡眠の質が向上
精神的な負担の軽減痛みが軽減し、動かしやすくなることで、精神的な負担も軽減される

整体施術は、五十肩の症状を改善し、日常生活の質を向上させる上で有効な手段となります。ただし、整体は医療行為ではないため、症状が重い場合や、改善が見られない場合は、医療機関への受診も検討しましょう。ご自身の状態に合わせて、適切な対応をとることが大切です。

6. 五十肩の整体施術の流れ

整体院によって施術の流れは多少異なりますが、一般的な流れを以下にまとめました。

6.1 問診・検査

まずは、あなたの五十肩の症状について詳しくお話を伺います。いつから痛み始めたのか、どのような時に痛みを感じるか、どの程度まで腕を動かせるかなど、具体的にお伝えください。痛みの程度や範囲、生活への影響などを把握することで、最適な施術プランを立てることができます。

問診に加えて、実際に肩の動きを確認する検査も行います。肩関節の可動域や筋肉の状態、姿勢などをチェックし、五十肩の原因となっている箇所を特定します。触診によって、筋肉の硬さや炎症の有無なども確認します。

6.1.1 問診・検査で確認される項目

  • 痛みの発生時期、頻度、程度
  • 痛みの場所、範囲
  • 日常生活での支障
  • 肩関節の可動域
  • 筋肉の緊張、硬さ
  • 姿勢
  • 既往歴
  • 現在の健康状態

6.2 施術内容

問診・検査の結果に基づいて、一人ひとりに合わせた施術を行います。五十肩の施術では、肩関節周辺の筋肉の緊張を緩和することが重要です。肩甲骨や鎖骨、肋骨、背骨など、肩関節に影響を与える周囲の部位も調整することで、より効果的に痛みを軽減し、可動域を広げることができます。

施術方法期待できる効果
マッサージ筋肉の緊張緩和、血行促進
ストレッチ柔軟性の向上、可動域拡大
関節モビライゼーション関節の動きの改善
テーピング関節のサポート、痛みの軽減
姿勢指導正しい姿勢の維持、再発予防

施術時間は症状や施術内容によって異なりますが、30分~1時間程度が目安です。無理に痛みを我慢する必要はありませんので、施術中に痛みや違和感を感じた場合は、すぐに施術者に伝えてください。

6.3 施術後のアドバイス

施術後は、自宅でできる簡単なストレッチやエクササイズを指導します。施術の効果を持続させるためには、日常生活でのセルフケアが重要です。また、姿勢や体の使い方に関するアドバイスも行います。正しい姿勢を意識することで、肩への負担を軽減し、再発予防にも繋がります。

6.4 自宅でできるケア

自宅では、温熱療法やストレッチが効果的です。温かいタオルで患部を温めたり、お風呂で湯船に浸かることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。また、肩甲骨を動かすストレッチや、腕を回すストレッチなど、無理のない範囲で毎日続けることで、肩の可動域を広げ、痛みを軽減することができます。ただし、痛みが出るほどの無理は禁物です。痛みを感じない範囲で、ゆっくりと行うようにしてください。

日常生活では、正しい姿勢を意識することが大切です。猫背にならないように気を付け、デスクワークなど長時間同じ姿勢を続ける場合は、こまめに休憩を取り、肩を回したり、ストレッチをするなどして、肩への負担を軽減しましょう。

7. 五十肩の再発予防と効果を高める方法

五十肩を克服した後に、再発を防ぎ、健康な肩を維持するためには、日々のケアと意識が大切です。適切なストレッチや日常生活での注意点、そして必要に応じた整体でのメンテナンスについて詳しく見ていきましょう。

7.1 適切なストレッチ

五十肩の再発予防には、肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性を保つことが重要です。肩甲骨は鎖骨、上腕骨と繋がり、肩関節の安定性に大きく関わっています。これらの筋肉が硬くなると、肩関節の動きが悪くなり、五十肩の再発リスクが高まります。日頃からこまめなストレッチを行い、肩甲骨の動きをスムーズに保ちましょう。

おすすめのストレッチとしては、以下の3つが挙げられます。

ストレッチ方法注意点
振り子運動身体を前かがみにし、リラックスした状態で腕を振り子のように前後に、左右に振る。無理に大きく振らず、痛みのない範囲で行う。
タオルを使ったストレッチタオルの両端を持ち、背中に回し、上下に動かす。肩に痛みを感じない範囲で、徐々に動かす範囲を広げる。
壁を使ったストレッチ壁に手をつけ、指を壁に沿って上に滑らせていく。痛みを感じない範囲で行い、無理に腕を上げない。

これらのストレッチは、肩周りの筋肉をほぐし、血行を促進する効果があります。お風呂上がりなど、身体が温まっている時に行うのが効果的です。ただし、痛みを感じる場合は無理せず中止し、痛みが続く場合は専門家にご相談ください。

7.2 日常生活での注意点

日常生活における姿勢や動作も、五十肩の再発予防に大きく影響します。猫背や長時間同じ姿勢での作業は、肩甲骨周囲の筋肉を緊張させ、血行不良を招き、五十肩の再発リスクを高めます。日常生活では以下の点に注意しましょう。

  • 正しい姿勢を意識する:背筋を伸ばし、胸を張るように心がけましょう。デスクワーク中は、椅子に深く座り、足を床にしっかりとつけることが大切です。
  • 同じ姿勢を長時間続けない:1時間に1回程度は立ち上がったり、軽いストレッチを行うなどして、身体を動かすようにしましょう。
  • 重いものを持ち上げるときは注意する:重い荷物を持つ際は、膝を曲げて持ち上げるようにし、腰への負担を軽減しましょう。また、リュックサックを使用する場合は、左右の肩に均等に重さがかかるように調整しましょう。
  • 冷えに注意する:冷えは血行不良を招き、肩こりの原因となります。特に冬場は、肩や首を冷やさないように、マフラーやストールなどを活用しましょう。

7.3 整体でのメンテナンス

五十肩が治癒した後も、整体で定期的なメンテナンスを受けることで、再発予防に繋がります。整体では、肩甲骨の可動域を広げる施術や、肩周りの筋肉の緊張を緩和する施術などを受けることができます。整体師による適切な施術は、肩関節の安定性を高め、再発のリスクを軽減する効果が期待できます。また、日常生活での姿勢や動作のアドバイスを受けることで、再発予防に繋がるでしょう。

五十肩の再発を予防するためには、日々のストレッチや日常生活での注意点を守ること、そして整体での定期的なメンテナンスが重要です。これらの取り組みを継続することで、健康な肩を維持し、快適な生活を送ることができます。

8. 五十肩の整体に関するよくある質問

五十肩でお悩みの方から、整体に関する様々なご質問をいただきます。ここではよくある質問とそれに対する回答をまとめました。

8.1 どのくらいの頻度で整体に通えば良いですか?

五十肩の症状や進行度合いによって最適な通院頻度は異なります。症状が強い急性期は、週に2~3回の通院が推奨される場合もあります。痛みが落ち着いてきた慢性期や回復期には、週に1回程度、もしくは2週間に1回程度で様子を見る場合もあります。整体師と相談しながら、ご自身の状態に合った頻度で通院しましょう。

8.2 整体の施術は痛いですか?

五十肩の整体施術は、痛みを伴わないように行われます。施術中に痛みを感じた場合は、我慢せずにすぐに整体師に伝えましょう。整体師は、患者さんの状態に合わせて施術内容を調整します。痛みが強い場合は、無理に動かしたり、強い力を加えたりすることはありません。リラックスできる状態で施術を受けることが大切です。

8.3 整体以外に、自宅でできるケアはありますか?

はい、あります。整体の効果を高めるためにも、自宅でのケアは重要です。温熱療法やストレッチなど、整体師から指導されたケアを毎日継続して行いましょう。入浴や蒸しタオルなどで患部を温めることは、血行促進に繋がります。また、無理のない範囲で肩甲骨を動かすストレッチを行うことも効果的です。ただし、痛みが出るほどの無理なストレッチは逆効果となる場合があるので、注意が必要です。

8.4 五十肩は整体だけで治りますか?

整体は五十肩の症状緩和に効果的ですが、必ずしも整体だけで完治するとは限りません。五十肩の原因は複雑で、生活習慣や姿勢なども影響している場合もあります。整体と並行して、日常生活での注意点を守ることや、セルフケアを継続することも重要です。整体師のアドバイスを聞きながら、総合的なアプローチで五十肩の改善を目指しましょう。

8.5 どのくらいの期間、整体に通えば効果が出ますか?

効果が出るまでの期間は、五十肩の症状の重さや、個々の身体の状態によって大きく異なります。数回で効果を実感する方もいれば、数ヶ月かかる方もいます。焦らずに、整体師と相談しながら、継続して施術を受けることが大切です。施術の効果や今後の見通しについては、整体師に確認するようにしましょう。

信頼できる整体師と二人三脚で、五十肩の改善に取り組むことが大切です。

9. まとめ

五十肩は、中高年に多く発症する肩関節周囲炎です。その痛みや可動域制限は日常生活に大きな支障をきたすため、早期の改善が重要です。この記事では、五十肩の症状や原因、一般的な治療期間、そして整体による治療の可能性について解説しました。

整体では、肩関節周囲の筋肉や関節の動きを改善することで、五十肩の症状緩和を目指します。肩甲骨はがしや、関節モビライゼーションといった手技を用いることで、血行促進や筋肉の緊張緩和を促し、痛みの軽減や可動域の改善を図ります。ただし、五十肩の原因や症状は人それぞれ異なるため、整体がすべての人に効果的とは限りません。炎症が強い急性期などは、安静を優先し、医師の指示に従うことが大切です。

五十肩の改善には、整体施術だけでなく、自宅でのストレッチや日常生活での注意点を守ることも重要です。適切なセルフケアと整体施術を組み合わせることで、より効果的に五十肩の改善、再発予防が期待できます。五十肩でお悩みの方は、ぜひこの記事を参考に、ご自身の症状に合った適切な方法で改善を目指してください。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
整体院 樹 ~itsuki~痛み・痺れの改善職人
千葉県佐倉市で痛み・痺れの専門整体院を営んでいます。 プロボクサー兼スポーツトレーナーとして活動後、医療系国家資格を取得し、整形外科、整骨院、リハビリ型デイサービスに勤務。 保険適応内では改善の難しい痛み・痺れに特化した整体院を開業。 手術宣告された痛み・痺れを改善し続け、喜びの声を多数いただいている。